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文久遣欧使節団に見る国際情勢 …のとっかかりメモ 
青箱 文久遣欧使節団概要

1862年にヨーロッパへ派遣された、日本においては3回目の使節団。
安政の五ヶ条のうちアメリカを除くヨーロッパ4ヶ国と結んだ
修好通商条約のメイン条約である開市開港の延期交渉が主な目的。

アメリカには行ってウチには来ないの?それに開港延期したいなら
本国へ直接交渉しに行ったほうが早いんじゃない?
という英仏両公使の提案を受けて、日本人が初めて公式に欧州諸国を
訪問するという、当時としては色々画期的な出来事です。
ついでに当時の先進国である各国の文化を視察するのも重要な任務でした。

青箱 1862年頃の欧米諸国情勢

・オーストリア帝国
イタちゃん(の一部)に逃げられ傷心中
然し腐っても大国、まだまだ余力あり。

・プロイセン王国
ビスマルクが宰相就任
有名な「鉄血政策」を唱える
ドイツ統一を目指す快進撃への序章が垣間見れる

・グレートブリテン及びアイルランド連合王国
産業革命最盛期
パクス・ブリタニカを謳歌中

・フランス帝国
第一帝政の威光貯金を切り崩しつつの第二帝政運営中
ベトナムを獲得するが落ち目感は否めない

・ロシア帝国
前年の農奴解放令により近代化への道を歩み始める
クリミア戦争の敗北により、ロシア全土が資本主義に憧れた時代

・アメリカ合衆国
南北戦争真っ最中
この後南部を手に入れた合衆国は「金メッキ時代」と呼ばれる
浮付いた拝金主義と腐敗政治が横行する独占資本の時代へと移行する

・日本国
幕末
薩英戦争への引き金となった生麦事件が発生
国外からの干渉で日本中の上から下まであたふたしていた時代

青箱 行程

・往路

日本国
江戸
長崎

英領香港

英領シンガポール

英領セイロン
ゴール

英領イエメン
アデン

英領エジプト
スエズ
カイロ
アレキサンドリア

英領マルタ

フランス帝国
マルセイユ(4.3)
リヨン(4.5~4.7)
パリ(4.7~4.29)
カレー

グレートブリテン及びアイルランド連合王国
ロンドン(4.30~6.12)
ニューカッスル(滞在中に周遊)
リヴァプール(同上)
ヴァーミンガム(同上)

オランダ王国
アムステルダム(6.13)
ハーグ(6.14~7.16)

ドイツ連邦
プロイセン王国・ケルン
ハノーファー王国・ハノーファー
プロイセン王国・ベルリン(7.18~8.5)
同上・シュテッティン(8.5)

ロシア帝国
クロンシュタット
サンクトペテルブルグ(8.8~9.17)

・復路

露領カウナス

ドイツ連邦
プロイセン王国・ベルリン(9.19~9.21)
ハノーファー王国・ハノーファー

フランス帝国
パリ(9.22~10.5)
ロシュフォール(10.6)

ポルトガル王国
リスボン(10.6~10.25)

英領ジブラルタル

英領エジプト
アレキサンドリア
カイロ
スエズ

英領セイロン
ゴール

英領シンガポール

英領香港

日本国
江戸

青箱 つぶやき

福沢諭吉のチート人生は凄い。
こんなに才能溢れる人があの時代にしょっちゅう海外へ渡航してて
毎度よく無事に帰ってこれたもんだ。
当時の英領多すぎ吹いた。
英領辿ってヨーロッパまで行けるのかよw
視察に行くにはちょうどいい年っぽい。
2年前にポルトガル内戦が終わって4年後に普墺戦争がはじまるから
珍しく(?)欧州で大規模な動乱が無かった時期。
英仏露蘭は交渉とかでピリピリしてたけど
あんま関係無かったドイツ(プロイセン)では視察が主な目的で
ドイツ人案内人引っ張り回して毎日毎日お出かけしてたらしい。かわいい。
日普修好通商条約の詳しい内容が知りたい。
他の不平等条約と違って日普は無理に開市開港しなくていいよーゆっくりで
みたいなノリだったらしい?
 
tokumei #-
 
ために なりました。わかりやうかったです。
銀河 #-
 
ご訪問ありがとうございます。
趣味丸出しの拙い文ですが、お役に立てた様で何よりです。

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